2009-05-14
その昔、中国に「白馬は馬に非ず」と言い放った公孫竜がいた。
屁理屈ではあるが、論客であったため、相手を論破してしまった。
しかしそんな彼でも、関所で通行料を支払うときは、白馬に乗っていたにも関わらず、普通の馬として料金を払ったという。
どんな崇高に見える理論も、ただの屁理屈でしかないよいたとえとして用いられる。
現実的ではない理論に時間を費やす日本の某政党によく似ていないか?
自衛隊の派遣に反対していた民間国際交流団体「ピースボート」の船が、海自の護衛艦に護衛をお願いしていたというのだ。
ピースボートは社民党の辻元清美衆院議員が早稲田大在学中の昭和58年に設立。非政府組織(NGO)や学生らとの交流などを目的としているらしい。
どんなに日本の国会で正論を主張したところで、現場では通用しないよい例ではないだろうか?
安全なところで詭弁を並べる人たちに、どれほどの現実感があるだろうか?
ああいう連中が国会に今でも議席をもっていることが、正直腹だたしい。
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